今日はミスドに篭もって鬼をデザインしてました。
「鬼の寒念仏」というのは大津絵の図案です。
「大津絵」というのは江戸時代のお土産絵で、
浮世絵のご当地バージョンみたいなやつです。
現代でも大津の土産店で売ってます。
↓自室の壁掛け
鬼の寒念仏は、
「邪悪な存在である鬼が、姿だけは僧の格好をしている」という図です。
「寒念仏」とは、上辺だけ・口先だけの念仏の事。
偽善の風刺とされていますが、
鬼がヘンに改まっているという滑稽画としても見れます。
ツノが片方折れているのも、
邪悪さが半分抑えられている事を示しているとか。
実際この鬼は憎めない感じです。