漫訳・宇治拾遺物語「稚児のそら寝」


原題「児のかいもちするに空寝したる事」。

教科書の定番という事で、見覚えのある方も多いかと思います。
宇治拾遺物語をここまで見てきた中では、
すごくおとなしい部類だということが分かりますね。

稚児はエロ可愛い存在なので、
一種の萌えエピソードみたいなもんかな……というくらいですね。

あと、夜食を作るのは一応ルール違反なので、
ナチュラルに破戒してるんだな……という見方もありますね。

なお、僕の使った教科書では「かいもち」を「ぼた餅」と訳していましたが、
作るのにかかる手間や所要時間を考えると、
モチではなく「そばがき(そば粉に加水して練ったもの)」が正解だそうです。


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