漫訳・宇治拾遺物語「夢解き奥さんのこと」


原題「伴大納言の事」。

実在の人物・伴善男は一介の従者でしたが、
のちに出世し大納言となります。
が、「応天門の変」にて失脚し、流罪となります。

その運命があらかじめ予告されていた……
というお話ですが、

  「そんな事言われても……」

という理不尽感が何とも言えません。

なお夢の話では、
「誰に話すかが重要」という考えがよく出てきます。
現代でも、

  「初夢は人に話してはいけない」
  「いや逆に話すべき」

等と言ったりしますね。


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