VRChatのアバターを作ってみた
先月、VRChatをオリジナルアバターでプレイしているところを後ろから見て、自分もやりたくなったので、3Dモデルを作ることにした。
全くの3DCG初心者が1日でVRChatアバターをBlenderで作ってログインする話
を参考にさせてもらい、大体何をすればいいか把握。
(1)VRChat、Steam、Unityのアカウントを取って、
(2)Blenderで3Dモデルを作り、ボーンを入れ、
(3)UnityでVRChat用に設定し、アップロード
という概念のようだ。
SteamとUnityのアカウントは持っているし、Unityの基本操作は分かるのでハードル高くない。というわけで、まずは仮の3Dモデルを作ってみて、できるかどうか確認する。
かんたんBlender講座を読みながらBlenderを触って、基本操作を覚える。
適当な箱人間ができた。これをVRChatにアップロードする。
アップロードできた。これでもうオリジナルアバターとして使える。楽勝~~~。
しかし、これはボーンが入っていなくて、マグカップとかと同じ器物の扱いで、操作しても平行移動しかできない。ボーン入りも試しておこうということで、箱人間ver.2を作成。
ボーンはやぐら氏のHumanoid bone for VRchatを使用。ありがたい。
アップロードできた。歩くと歩行アニメがつく! 簡単すぎて感動。頭割れてるけど。これであとは、箱人間をより好みの3Dモデルに作り替えていくだけだ。
かんたんBlender講座のチュートリアルのモデルがかわいいので、これに沿って作っていくことにする。ということで、講座の下絵を参考にしつつ下絵を用意。
こんな感じだろう。さて、チュートリアルに沿って作っていく……。
なんか可愛くない。
デフォルメされたまぶたとか笑顔を立体で作るの超難しい。ポリゴン、粘土をこねる感じでラフに作っていっていいのかと思いきや、かなりキッチリキッチリ整えていかないと駄目っぽい。適当に作ると歪みができて、一度歪みができてしまうと整形がすごく大変になる。そしてなんか可愛くない。色が付けばマシになるかも……と現状をキャプチャしてクリスタで色を乗せてみるも、やはり可愛くならない。
失敗と判断する。このまま進めても可愛くならないし、この解像度で髪や身体を作っていく自信がない。
どうするか。最初だし、解像度を落として、いわゆるローポリモデル的な方向で行ってはどうか。目とか口はテクスチャとして描けばいい。髪型がわりと複雑なキャラだけど、ローポリなら何とかなる気がする。
ということで、ローポリモデルの画像をぐぐって参考資料を集め、一から作り直していく。
数日かかってできた。今度は下絵なし。ローポリの完成図を下絵に描くスキルはないし、完成図を下絵にできないなら、どのみち面や線を見ながらやっていくことになると思ったため。
これにテクスチャを貼る。UV展開やらなんやらが難しくてまた数日かかる。
完成。ボーンを入れてVRChatにアップロードする。ついでにUnityでテスト用のワールドを自作する。鏡のあるルームまで行くのが面倒だし、一人で試したいため。
OK~~~。
最初はボーンの入れ方がまずくて、左右が歪んでしまったり体勢が崩れたりして試行錯誤があった。幼児っぽい体型とボーンが合っていないのせいか微妙に動きがキモかったり、まばたきを付ける等やることはありそうだが、ひとまず完成とする。
上の動画ではマテリアルの設定が分かってなくて、カクカクした影がついてしまっているが、
Unity上でマテリアルのシェーダーをUnlitにすれば陰影を消せる。
これでいつでもオリジナルアバターが使える! しかしVR機器持ってないしボイチャ嫌なので、あまりやらないと思うけど……。
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