「死の勝利」という短編小説を書きました。
16話完結の続きものです。
ノベルアップ+という小説投稿サイトが最近始まって、自分でも何か書きたくなったので。
ここから読めます。
 
元々、「変な設定で、twitterっぽい4ページ漫画のパロディを描こう」と思って考えた話なんですが、変な設定すぎて4ページに収まらず、長いネームにしてもいまいちしっくり来ず。丸ごと没もちょっと惜しかったので、小説なら合うかもと思って書きました。
 
「死の勝利」という画題があって、ググるとブリューゲルの絵が出てきます。「大量の死者が蘇って、生者をみな死に絶えさせる」という終末の絵です。「人はみな死ぬ」的な寓意も入っていて、「死の舞踏」のバリアントみたいな画題です。歴史的なところは知りませんが。
 
確かにキリスト教では、「世界の終わりに大災害が起こる」とは言っているし、世界の終りに際して「全ての死者が蘇る」とも言っているんですが、別にゾンビみたいな恰好で蘇るとは言っておらず、蘇った死者が生者に害をなすとも言っていない(たぶん)。キリスト教的には、死者が蘇るのはそのあと最後の審判を受けるためで、そこで天国と地獄に振り分ける感じです。なので、もはや生死ではなく「天国か地獄か」ということが問題になるのであって、その意味でも「蘇った死者が生者を殺す」という思想は入る余地がないように思われます。
 
それにもかかわらず、そういう画題があって、しかも雰囲気としてはキリスト教世界っぽいのが面白いところです。
 
それでこの小説は、「社会が滅んでから、最後の審判が始まるまでの間のお話」ということにしました。世界が終わり始めている時期の話なので、世界のたがが外れ始めていて、全てがソシャゲっぽく進行します。
 
(※ラブコメです)


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