かばんさん
かばんさん最強!かばんさん二千歳!
べつに二千歳ではない。
原稿作業中にけもフレ2を流してて、けも2熱がまた来てます。いってもフルで5時間だから流してるとすぐ終わる。
けも1は情景や表情で説明するカットが多くて、音だけ聞いてると迷ってしまう感じがあるけど、けも2はわりと全部台詞で言ってて作業フレンドリーだった。
でもやっぱりかわいさや変さを楽しむアニメだと思うので、音だけだとどうかな。ニンジャスレイヤーほど音に特化してない。
かばんさんは、個と種族の間を揺れる感じが奥深い。
かばんは設定上、ヒトのフレンズなので、ヒトの遺物にサンドスターが当たるとかばんが誕生する。つまり複数形の存在で、「この」かばん以前にもかばんが存在しうるし、同時に別個体もありうる。
これに対して、キュルルはヒトのコピーであり、身体的にはヒトと同じなので、現時点では一個体しか存在しない。設定に従うなら、キュルルの体毛にサンドスターが当たるとかばんが発生する。何だか変だが、かなり面白い。
かばんは一緒に旅した「サーバル」を失いはしたが、かばんもサーバルもフレンズなので、無限の時間の中では再びめぐり逢う。キュルルは死んだらそれっきりだが、かばんは巡り巡って再生する。
そこがエモい。けもフレ宇宙の設定において、フレンズは神話存在なのだ。
そして生きながら神話存在になるということは、個としては正気を失っていくことに他ならないのではあるまいか…。
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