宇治拾遺物語「60人で雨乞いすること」

宇治拾遺21
原題「静観僧正祈る雨を法験の事」。
静観僧正がサクセスする話です。

60人でやっても駄目ということで、
「場所を変えて一人で祈らせてみよう」と帝が思いついて、
特に位も高くない静観にやらせたところ、なぜか成功します。
どういう理屈なのか全く分かりませんが、
「気分を変えてやってみよう」的な事なのかもしれません。
あるいは、60人でやると僧たちがモブ化してしまうので、
1人でやった方がむしろ効く、みたいな論理かもしれません。

静観は次の話に引き続き登場します。


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