漫訳・宇治拾遺物語について




宇治拾遺物語の4コマ漫画訳をやっていきます。

宇治拾遺物語とは?

鎌倉時代の説話集で、
古文の教科書でおなじみ「稚児のそら寝」の原典です。
「こぶとり爺さん」等、よく知られた昔話も入っています。

説話というのは「仏教を勧める話」ですが、
宇治拾遺物語は大して説話っぽくなく、
笑える話・怪奇な話メインで組まれているのが特徴です。
全体的におおらかで、エロや脱力する話が多い。
単純に面白いです。
加えて、当時の考え方や習慣が、
飾り気なしに伝わってくるのも魅力です。

方針

「訳」なので、内容をそのまま漫画化していきます。

以前、宇治拾遺物語の4コマ「まかふし戯画」を描いたことがあります。
しかしこれは「宇治拾遺物語のパロディ」だったので、
原典を知らない人は分からない部分が大でした。

これに対し、今回は「訳」を目指します。
解釈は入れますが、大意がそのままになるように。

良さを広めていこうと思います。

※服装や髪型、調度等は適当にします。

底本

岩波文庫「宇治拾遺物語(渡辺綱也校訂)」を使います。


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