キューピッドと蜂蜜を盗むヴィーナス
キューピッドいないし蜂蜜も描いてないけど。
小豆島に籠もって映画を観る「映画合宿」のために関西に来て、そのまま大阪の実家に滞在している。大阪は何だか暑い。
「らきすた」や「まどマギ」くらい頭を大きく描くデフォルメをしていると、子供っぽい体型が表現しにくいと思う。大人も子供も同じような体型になるので差別化しにくいのだ。もちろん、作中基準で「これは大人」「これは子供」と分かるような描き分けはできるが、微妙なバランスは出せない。デフォルメの難しいところだと思う。
上の絵は2歳くらいの体型をイメージしている。これくらい低年齢だと、頭を大きく描いても現実からさほど離れない。なので年齢に固有の特徴が出しやすい。
下半身が小さく見えるが、幼児は下半身が小さい。この下半身を少し大きくして、全体をやや縦に伸ばすと年齢+1になる。
さらに体を伸ばすと、頭との釣り合いが怪しくなってくる。ここで、敢えて頭が大きいまま体をグッと細長くしたのが「おジャ魔女どれみ」のバランスだ。手足が細長いので多様なアクションが可能だが、かなり非現実的なので、細部をリアルに描いたりすると変に見えやすい。
人体は複雑だ。