原題「大童子鮭ぬすみたる事」。
怪人が下品なギャグを飛ばす恒例のパターン。
全く言い訳になってないのが潔い。
現代では、女性器ギャグは男性器ギャグよりタブー度高いですが、
宇治拾遺物語に躊躇はありません。
「大童子」というのは、寺に仕える童子のうち年かさの者をさすようです。
稚児と違って可愛らしい存在ではありません。
この話の大童子なんかは
「頭頂部が禿げていて、ショボくれてむさ苦しい、風采の上がらない奴」
とさんざんな描写です。
オネエキャラとは書いてないですが、元稚児という解釈があり、
またオチで自分を女御に喩えているとも取れるので、
そう描いてみました。
とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!
コメントありがとうございます!嬉しいです。
ちょっとさぼってますが、続けますので是非またどうぞ。