漫訳・宇治拾遺物語「ハッチャケ婿のこと」

原題「小藤太聟におどさる」。 く、くだらない。 コンビニで売ってる「本当にあったエロ笑える話」みたいなノリ。 なお原文では勃起しています。効果音は「けしけし」。 平安時代の貴族は通い婚なので、夫婦は同居せず、 男が女のと

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漫訳・宇治拾遺物語「DJ通俊、ディスられること」

原題「秦兼久通俊卿の許に向かひて悪口する事」。 藤原通俊が「後拾遺和歌集」を編纂した時の話、とされています。 自作を披露しに来た男は秦兼久なる人物。 歌をけなされて怒り、わざと伝わるように悪口を言う兼久。 壮絶な批評戦が

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漫訳・宇治拾遺物語「トレパネーション法師のこと」

原題「隨求陀羅尼を額に籠める法師の事」。 元の話がまんま4コマです。 漫才みたいな切り返し。 この後、「周りが笑っているスキに逃げた」とあります。 宇治拾遺物語には、 インチキ法師やおかしな僧が度々出てきます。 こうした

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